ググるじゃなくてSNSで検索する

「ググるは古い。いまはSNSでの検索が増えているんだ」

この話は前から耳にしていたけど実際のところはどうなの?と気になってました。それで、周りにいる10代後半から20代前半にヒアリングしてみたんです。ざっくり50人に聞いたかなぁ。

でも「えっ?」ってリアクションが多くて。2〜3人しかいなかったかなぁ「SNSで検索してますねー」って回答をしたのは。

このことを仕事仲間と話してて「実際はSNSで検索をしているけれど本人も意識しないで行動しているのかもね」という仮説に辿りつきました。

たしかにー

このことは少し前に話していたことなんですが、プライベートでSNSを眺めていて思い出しました。

それというのも運営している小規模ECサイトのSNS運用を強化することにしたんですね。もうちょい集客したいぞと。SNSユーザー層と商品と顧客見込層を考えると、instagramが相性が良さそうなのでinstagramに絞り色々と試してみることに。

これまでもinstagram運用はしていましたが投稿のみでした。「SNSはファンと交流するための道具」という視点からストーリーズやアンケート機能の活用をはじめてみました。

強化するぞ〜と心に決め行動してみると、ユーザーにとってSNSはどんな道具かな?と考えるようになって。そして思ったのが、SNSって「好きをポンポン詰め込める宝箱」というか「いつでも楽々いける自分専用の趣味部屋」みたいだなぁって。

これまではSNSという言葉の通り双方向に交流できるものと捉えていました。そのままアップデートせずにいたというか。その理由は自分にとってはリアルな学生時代の友人との交流がメインだったからなんですよね。旧友というのでしょうか。私が使いはじめたのは記憶がある中だと18年程前で、遠方の友人と気軽に近況報告ができる道具として使っていました。

でも、気がつけば個人の利用から団体の利用がグンッと増えていて、SNSの中には企業やブランドや好きなアーティスがいっぱいいて。フォローしておきたい「好き」を入れておく場所として使っていました。

SNSはその人仕様にカスタイマイズされていくのでおすすめの投稿や広告も好みのものばかりになっていく。だからついつい見ちゃったりして。好みが成長していくというか、より深くなっていくというか。

その好きな場所でフォローしている人やブランドが教えてくれたコトやモノは好意的な興味の種として植えられて、意識する回数が増えていく。しかも好きが詰まった場所なので、ある程度の共通の傾向があったりして。その結果同じコトやモノにふれる機会が増える。やがてそれは行動欲へ繋がり「検索」するのかもなって。

そう考えると、検索キーワードを想起させる、きっかけを育てるのがSNSなのかもなぁって。

そうすると・・・?
その好きの宝箱、好きが詰まったお部屋に、コレクションされるかどうかが分かれ目なんだろうなぁ。と思いました。

それでね。それと同時に、この好きでカスタマイズされた場所じゃないところ、まったく予想外の種を植えてくれるのがリアルの役割かなってのも思いました。

とりとめのないブログになってしまいましたが、ググるに至るまでの行動をもう少し紐解いていきたいなぁと思ったのでした。

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